コバネイナゴ

小翅稲子 Oxya yezoensis

田んぼで最も見かけるバッタ類。佐渡では平地(国中平野)に多く生息することがモデルでわかっている。一歩畦を歩けば、左右にコバネイナゴがバサバサーッと飛ぶ様子は圧巻だ。佐渡ではほとんど食べられていないが、コバネイナゴは佃煮にもなる。ある地方では中国から輸入してつくっているそうだ。コバネイナゴは多数になると葉っぱを食べるために田んぼの害虫となる。佐渡に採りに来ればいいのに、なんて思ってしまう。

Photo. M. Oh-Ishi