クロサンショウウオ

黒山椒魚 Hynobius nigrescens

普段は落ち葉の下や森にいるため、産卵の時だけ見かけることができる。森や林に近くて少し水深がある「江(え)」やビオトープが産卵に好まれる。卵塊は、レモン状で2つで1セット、ヨシや草にくっつけて流されないようにしてある。幼生の時はエラ(外鰓)がある。孵化したばかりの時は、バランサー(平衡桿)と呼ばれる棒状の器官が、眼とエラの間にあるのをみつけることができるだろう。

卵塊
幼生

Photo. M. Oh-Ishi